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高分子導電体の構造と電気伝導特性

現在,一部の電気伝導性高分子材料が実用化され,電子製品のなかで使われています.さらに広範な実用化やオール有機物エレクトロニクスデバイス実現のためには更なる高電気伝導化が必要とされています.しかし,やわらかい高分子ゆえの複雑な構造のために,電気伝導機構の詳細はよく解っていません.高電気伝導化への指針獲得を目指した電気伝導メカニズム解明を行っています.
共同研究:山梨大学,理化学研究所,SPring-8/JASRI


高分子導電体PEDOT/PSSの構造模式図

最近の参考文献
"PEDOT Nanocrystal in Highly Conductive PEDOT:PSS Polymer Films"
T. Takano, H.Masunaga, A. Fujiwara, H. Fujiwara and T. Sasaki
Macromolecules 45 (2012)
DOI:10.1021/ma300120g
プレスリリース(2012.4.27)(JASRI/SPring-8, 東北大学,山梨大学)

新聞紹介記事 日刊工業新聞(2012.5.2) 山梨日日新聞(2012.4.28)

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